睡眠時無呼吸症候群は原因と症状に応じていくつかの治療方法がありますが、多くの場合、CPAPと呼ばれる装置を使って治療を行います。これは、体内に空気を送り込む装置で、睡眠中に気道が塞がれても、機械が圧力をかけて空気を流します。
また、喉の気道を確保するためのマウスピース(就寝時のみ装着)や、気道が塞がれている箇所の形を治す外科手術などの治療を行うこともあります。
睡眠時無呼吸症候群をそのままにしておくと、呼吸が停止して死亡することはほとんどありませんが、他の病気を引き起こすことで命に関わることはあります。また、車や機械を運転中に気を失うように眠ってしまい、思わぬ事故に繋がることもあります。少しでもその可能性がある方は、まずは一度検査を受けておくのがお勧めです。